刄を含む熟語・慣用句・名詞など
刄を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
刄の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
刄を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「刄」が使われている作品・書籍
「狂人日記」より 著者:秋田滋
突立っていた。 私はそれを抜きとって戻って来た。そして、鉄棒でも振り上げるようにそれを振り上げ、その
刄の方で釣師の頭をひと撃ちで割った。頭から血が流れ出した。脳漿が入り混った、薔薇色の血! それは緩やか....
「初雪」より 著者:秋田滋
雨の多い、寒いノルマンディーの冬が来た。空の底がぬけでもしたように、来る日も来る日も、雨が、空に向って
刄《やいば》のように立っている、勾配の急な、大きな屋根のスレートのうえに降りつづけた。道という道は泥河....
「三太郎の日記 第一」より 著者:阿部次郎
正に愛を解し、眞正に他人と自己との融合を經驗するを得る純潔高貴なる魂にして、始めて他人の死を悲しみて自
刄するを得るのである。私は此高貴なる魂の前に、眞正に他人との融合を經驗し得ず、純粹に個我を離れたる愛情....