擽を含む熟語・慣用句・名詞など
擽を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
擽の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
擽を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「擽」が使われている作品・書籍
「開化の良人」より 著者:芥川竜之介
は、余り見染め方が紋切型《もんきりがた》なので、すでに結婚の通知を読んでさえ微笑した私などは、いよいよ
擽《くすぐ》られるような心もちを禁ずる事が出来ませんでした。こう云えば勿論縁談の橋渡しには、その骨董屋....
「南瓜」より 著者:芥川竜之介
《はじめ》はそれが、味噌気《みそけ》だつたんだらう。僕が知つてからも、随分《ずゐぶん》いい気になつて、
擽《くすぐ》つたもんさ。所がいくら南瓜《かぼちや》だつて、さう始終|洒落《しやれ》てばかりゐる訳にや行....
「枯野抄」より 著者:芥川竜之介
は、始からその冷然とした態度に中《あ》てられて、さつきの不安を今更のやうに又新にしたが、独り其角が妙に
擽《くすぐ》つたい顔をしてゐたのは、どこまでも白眼《はくがん》で押し通さうとする東花坊のこの性行上の習....