嫋を含む熟語・慣用句・名詞など
嫋を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
嫋の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
嫋を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「嫋」が使われている作品・書籍
「きりしとほろ上人伝」より 著者:芥川竜之介
翁を落さうと心にきはめつらう。蘭麝《らんじや》の薫を漂はせた綺羅《きら》の袂を弄《もてあそ》びながら、
嫋々《たよたよ》としたさまで、さも恨めしげに歎いたは、「如何《いか》に遊びの身とは申せ、千里の山河も....
「クラリモンド」より 著者:芥川竜之介
》が、繻子のやうな薔薇色のうつくしい頬に現れる。そして鼻の孔《あな》の正しい輪廓にも、高貴な生れを示す
嫋《なよ》やかさと誇らしさとが見えてゐる。半ば露《あらは》した肩の滑な光沢《つや》のある皮膚の上には、....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
ろ》の羽二重《はぶたえ》の、無地の長襦袢《ながじゅばん》の肩が辷《すべ》って、寒げに脊筋の抜けるまで、
嫋《なよ》やかに、打悄《うちしお》れた、残んの嫁菜花《よめな》の薄紫、浅葱《あさぎ》のように目に淡い、....