懣を含む熟語・慣用句・名詞など
懣を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
懣の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
懣を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「懣」が使われている作品・書籍
「素戔嗚尊」より 著者:芥川竜之介
の心は頭上の空より、さらに晦濛《かいもう》の底へ沈んでいた。そこには穢《けが》れ果てた自己に対する、憤
懣《ふんまん》よりほかに何もなかった。しかし今はその憤
懣を恣《ほしいまま》に洩《も》らす力さえ、――大....
「星座」より 著者:有島武郎
、店の方の実入りが思わしくないということや、今度の所長の人格が下司のようだということや、あらん限りの憤
懣《ふんまん》を一時にぶちまけ始めた。それをじっとして聞いているおせいはさすがに父が哀れになった。五十....
「死」より 著者:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ
。そして一旦は真蒼になつて、その跡では真赤になつた。太つた白い頸に血が一ぱい寄つて来た。間もなくこの憤
懣の情が粗暴な、意地の悪い表情言語になつて迸《ほとばし》り出た。わざと相手を侮辱して遣らうと思つたので....