戞を含む熟語・慣用句・名詞など
戞を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
戞の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
戞を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「戞」が使われている作品・書籍
「芋粥」より 著者:芥川竜之介
れを忘れて、利仁の後を、逐《お》つた。従者も勿論、遅れてはゐられない。しばらくは、石を蹴る馬蹄の音が、
戞々《かつかつ》として、曠野の静けさを破つてゐたが、やがて利仁が、馬を止めたのを見ると、何時、捕へたの....
「内田百間氏」より 著者:芥川竜之介
り。内田氏の作品は「冥途」後も佳作必ずしも少からず。殊に「女性」に掲げられたる「旅順開城」等の数篇等は
戞々《かつかつ》たる独創造の作品なり。然れどもこの数篇を読めるものは(僕の知れる限りにては)室生犀星、....
「馬の脚」より 著者:芥川竜之介
振い、必死に夫へ追い縋《すが》ろうとした。が、まだ一足《ひとあし》も出さぬうちに彼女の耳にはいったのは
戞々《かつかつ》と蹄《ひづめ》の鳴る音である。常子は青い顔をしたまま、呼びとめる勇気も失ったようにじっ....