淒を含む熟語・慣用句・名詞など
淒を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
淒の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
淒を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「淒」が使われている作品・書籍
「お伽草紙」より 著者:太宰治
でもない。風流人の浦島にも、何だか見當のつかぬ可憐な、たよりない、けれども陸上では聞く事の出來ぬ氣高い
淒《さび》しさが、その底に流れてゐる。 「不思議な曲ですね。あれは、何といふ曲ですか。」 龜もちよつ....
「小爆発二件」より 著者:寺田寅彦
のであるが、しかしいつもの雨ではなくて灰が降っているのだという意識が、周囲の見慣れた景色を一種不思議な
淒涼《せいりょう》の雰囲気《ふんいき》で色どるように思われた。宿屋も別荘もしんとして静まり返っているよ....
「烈日」より 著者:若杉鳥子
まるで鈍重な意地そのものゝやうに見える。牛方の顏はまるで仁王のやうに血と汗で彩色され、狂氣のやうに物
淒い怒號を續ける。 ほらつしよ、よいつしよお、ほらつしよ、よいつしよお……牛は手綱を強く引つ張られる....