潦を含む熟語・慣用句・名詞など
潦を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
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潦を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「潦」が使われている作品・書籍
「芋粥」より 著者:芥川竜之介
と進めて行つた。 馬蹄の反響する野は、茫々たる黄茅《くわうばう》に蔽《おほ》はれて、その所々にある行
潦《みづたまり》も、つめたく、青空を映したまま、この冬の午後を、何時かそれなり凍つてしまふかと疑はれる....
「点心」より 著者:芥川竜之介
類の句は外《ほか》にも多い。 御忌《ぎよき》の鐘皿割る罪や暁《あけ》の雲 つま猫の胸の火や行《ゆ》く
潦《にはたづみ》 夜桜に怪しやひとり須磨《すま》の蜑《あま》 蚊柱《かばしら》の礎《いしずゑ》となる捨....
「一握の砂」より 著者:石川啄木
いにしへ人《びと》の心よろしも ものなべてうらはかなげに 暮れゆきぬ とりあつめたる悲しみの日は 水
潦《みづたまり》 暮れゆく空とくれなゐの紐《ひも》を浮べぬ 秋雨《あきさめ》の後《のち》 秋立つは水に....