皈を含む熟語・慣用句・名詞など
皈を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
皈の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
皈を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「皈」が使われている作品・書籍
「遺稿」より 著者:泉鏡花
萱薄、草草の茂みに立つたしるべの石碑を、杖笠を棄てゝ彳んだ順禮、道しやの姿に見せる、それとても行くとも
皈るともなく※然として獨り佇むばかりで、往來の人は殆どない。 またそれだけに、奧の院は幽邃森嚴である....
「貝の穴に河童の居る事」より 著者:泉鏡花
に、平和な、安易な、しかも極めて奇特な言《ことば》が一致して、裸体の白い娘でない、御供《ごく》を残して
皈《かえ》ったのである。 蒼《あお》ざめた小男は、第二の石段の上へ出た。沼の干《ひ》たような、自然の....
「開扉一妖帖」より 著者:泉鏡花
療、息子の腰が立つと、手が切れた。むかいに来た親は、善知鳥《うとう》、うとうと、なきながら子をくわえて
皈《かえ》って行《ゆ》く。片翼《かたは》になって大道に倒れた裸の浜猫を、ぼての魚屋が拾ってくれ、いまは....