「即興詩人」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
として名を羅馬人の間に知られぬ。そは「チベリナ」學士會院(アカデミア、チベリナ)の演壇の、我が上りて詩
稾《しかう》を讀み、又即興詩を吟ずることを許しゝがためなり。されどフランチエスカの君は、會院の吟誦には....
「閉戸閑詠」より 著者:河上肇
已に五年。 たまたまここにして 一千年前の宋人《ソウひと》 陸放翁に邂逅す。 渭南文集五十巻、 剣南詩
稾八十五巻、 詩一万余首。 何の幸ぞ、 砲声坤軸を動かす時、 紅塵万丈の巷に在りて、 ひとりわれ前輩《....