罩を含む熟語・慣用句・名詞など
罩を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
罩の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
罩を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「罩」が使われている作品・書籍
「親ごころ」より 著者:秋田滋
。 「ジャン! ジャーン!」 もう暮色が蒼然とあたりに迫っていた。夕靄が烟《けぶ》るように野末にたち
罩《こ》め、ものの輪廓が、ほの暗い、はるか遠方《おちかた》にあるように見えた。道ばたに三本立っている見....
「芋粥」より 著者:芥川竜之介
気とが、まだ消え残つてゐる明方の靄と一つになつて、広庭一面、はつきり物も見定められない程、灰色のものが
罩《こ》めた中で、赤いのは、烈々と燃え上る釜の下の焔ばかり、眼に見るもの、耳に聞くもの悉く、戦場か火事....
「馬の脚」より 著者:芥川竜之介
。が、身震《みぶる》いを一つすると、ちょうど馬の嘶《いなな》きに似た、気味の悪い声を残しながら、往来を
罩《こ》めた黄塵《こうじん》の中へまっしぐらに走って行ってしまった。…… その後《ご》の半三郎はどう....