蕋を含む熟語・慣用句・名詞など
蕋を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
蕋の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
蕋を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「蕋」が使われている作品・書籍
「遺稿」より 著者:泉鏡花
云つては惡いが、此の暖さと、長閑さの眞中には一降り來たらばと思つた。路近い農家の背戸に牡丹の緋に咲いて
蕋の香に黄色い雲の色を湛へたのに、舞ふ蝶の羽袖のびの影が、佛前に捧ぐる妙なる白い手に見える。遠方の小さ....
「草あやめ」より 著者:泉鏡花
菫《すみれ》よりは大《おほい》ならず、六|瓣《べん》にして、其薄紫の花片《はなびら》に濃き紫の筋あり、
蕋《しべ》の色黄に、茎は糸より細く、葉は水仙に似て浅緑柔かう、手にせば消えなむばかりなり。苗なりし頃よ....
「神鑿」より 著者:泉鏡花
《とき》に、幽《かすか》に遠《とほ》き連山《れんざん》の雪《ゆき》を被《かつ》いだ白蓮《びやくれん》の
蕋《しべ》の如《ごと》くに見《み》えた。……次第《しだい》に近《ちか》く此処《こゝ》に迫《せま》る山《....