衂を含む熟語・慣用句・名詞など
衂を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
衂の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
衂を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「衂」が使われている作品・書籍
「ゴールデン・バット事件」より 著者:海野十三
奪われたことを極度に憤慨《ふんがい》したためだった。彼の抱《いだ》いていった薄刃《うすば》の短刀に血を
衂《ちぬ》らず、あの重い砲丸を投げつけて目的を達したことは、後《のち》に捕縛されたとしても、短刀をまだ....
「飛騨の怪談」より 著者:岡本綺堂
其《その》仇の名は今やお葉の口から洩《も》れた。気の短い重太郎は既《も》う一刻も猶予はならぬ、仇の血を
衂《ぬ》るべき洋刃《ないふ》を把出《とりだ》して、彼は俄《にわか》に身繕《みづくろ》いした。奥では又も....
「金色夜叉」より 著者:尾崎紅葉
な》でたる鼻は朱《あけ》に染みて、西洋|蕃椒《たうがらし》の熟《つ》えたるに異らず。檳「おお、大変な
衂《はなぢ》ですぜ」 貫一は息も絶々ながら緊《しか》と鞄を掻抱《かきいだ》き、右の逆手《さかて》に小....