袙を含む熟語・慣用句・名詞など
袙を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
袙の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
袙を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「袙」が使われている作品・書籍
「好色」より 著者:芥川竜之介
の女《め》の童《わらは》ではないか?」 あの利口さうな女の童は、撫子《なでしこ》重《がさ》ねの薄物の
袙《あこめ》に、色の濃い袴を引きながら、丁度こちらへ歩いて来る。それが赤紙の画扇の陰に、何か筐《はこ》....
「地獄変」より 著者:芥川竜之介
のでございませう。「孝行な奴ぢや。褒めてとらすぞ。」 かやうな御意で、娘はその時、紅《くれなゐ》の
袙《あこめ》を御褒美に頂きました。所がこの
袙を又見やう見真似に、猿が恭しく押頂きましたので、大殿様の御....
「源氏物語」より 著者:紫式部
ってもらえない人になったのだね」 源氏がこう言うと、その子は声を立てて泣くのである。からだ相応な短い
袙《あこめ》を黒い色にして、黒い汗袗《かざみ》に樺《かば》色の袴《はかま》という姿も可憐《かれん》であ....