谺を含む熟語・慣用句・名詞など
谺を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
谺の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
谺を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「谺」が使われている作品・書籍
「きりしとほろ上人伝」より 著者:芥川竜之介
何羽とも知れず巣食うて居つた。まいて手足はさながら深山《みやま》の松檜にまがうて、足音は七つの谷々にも
谺《こだま》するばかりでおぢやる。さればその日の糧《かて》を猟《あさ》らうにも、鹿熊なんどのたぐひをと....
「素戔嗚尊」より 著者:芥川竜之介
がら、洞穴の前に懸っている藤蔓《ふじづる》の橋を渡ろうとした。 が、その時賑かな笑い声が、静な谷間に
谺《こだま》しながら、活《い》き活《い》きと彼の耳にはいった。彼は我知らず足を止めて、声のする方を振り....
「即興詩人」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
如き重廊の上に立てり。こゝは暗くして且《また》冷《ひやゝか》なり。われは二あし三あし進み入りぬ。されど
谺響《こだま》にひゞく足音《あのと》おそろしければ、徐《しづか》に歩を運びたり。先の方には焚火する人あ....