鞐を含む熟語・慣用句・名詞など
鞐を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
鞐の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
鞐を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「鞐」が使われている作品・書籍
「式部小路」より 著者:泉鏡花
」 「む、」 と取ったが、繻子張《しゅすばり》のふくれたの。ぐいと胴中《どうなか》を一つ結えて、白の
鞐《こはぜ》で留めたのは、古寺で貸す時雨の傘より、当時はこれが化けそうである。 愛吉は、握太《にぎり....
「食堂」より 著者:島崎藤村
し背をこごめ、女のたしなみを失わない程度で片足ずつそこへ出しながら、白い新しい足袋をはこうとした。その
鞐《こはぜ》を掛ける時に、昔は紐《ひも》のついた足袋《たび》のあったことを思い出した。その足袋の紐を結....
「新生」より 著者:島崎藤村
う節子は岸本に話しかけながら、母の側で片膝《かたひざ》ずつ折曲げるようにして、谷中まで行って来た足袋の
鞐《こはぜ》を解いた。「とにかく、御苦労だった」 と祖母さんも言って、一頃《ひところ》は電車に乗っ....