饐を含む熟語・慣用句・名詞など
饐を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
饐の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
饐を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「饐」が使われている作品・書籍
「地獄変」より 著者:芥川竜之介
飛んで来ます。その度にばさ/\と、凄じく翼を鳴すのが、落葉の匂だか、滝の水沫《しぶき》とも或は又猿酒の
饐《す》ゑたいきれだか何やら怪しげなものゝけはひを誘つて、気味の悪さと云つたらございません。さう云へば....
「カインの末裔」より 著者:有島武郎
の小屋が、前のめりにかしいで、海月《くらげ》のような低い勾配《こうばい》の小山の半腹に立っていた。物の
饐《す》えた香と積肥《つみごえ》の香が擅《ほしいまま》にただよっていた。小屋の中にはどんな野獣が潜んで....
「菊池君」より 著者:石川啄木
「溝の中を歩く人。」と口の中で云つて、私は思はず微笑《につこり》した。それに違ひない、アノ洋服の色は、
饐《す》えた、腐つた、溝の中の汚水の臭気で那※《あんな》に変色したのだ。手! アノ節くれ立つた、恐ろし....