俥を含む熟語・慣用句・名詞など
俥を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
俥の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
俥を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「俥」が使われている作品・書籍
「秋」より 著者:芥川竜之介
を見出さなかつた。彼女はそこで妹夫婦の郊外の新居を尋ねる時も、新開地じみた電車の終点から、たつた一人|
俥《くるま》に揺られて行つた。 彼等の家は、町並が葱畑《ねぎばたけ》に移る近くにあつた。しかし隣近所....
「開化の良人」より 著者:芥川竜之介
からその夜は文字通り一夕の歓《かん》を尽した後で、彼の屋敷を辞した時も、大川端《おおかわばた》の川風に
俥上の微醺《びくん》を吹かせながら、やはり私は彼のために、所謂《いわゆる》『愛《アムウル》のある結婚』....
「西郷隆盛」より 著者:芥川竜之介
る。本間さんはとうとう思い切って、雨が降るのに荷拵《にごしら》えが出来ると、俵屋《たわらや》の玄関から
俥《くるま》を駆って、制服制帽の甲斐甲斐しい姿を、七条の停車場へ運ばせる事にした。 ところが乗って見....