啻を含む熟語・慣用句・名詞など
啻を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
啻の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
啻を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「啻」が使われている作品・書籍
「開化の殺人」より 著者:芥川竜之介
に悖《もと》らざる痴漢なりや否やを検査したり。幸《さいはひ》にして予が知人中、新聞記者を業とするもの、
啻《ただ》に二三子に止らざりしを以て、彼が淫虐無道の行跡の如きも、その予が視聴に入らざるものは絶無なり....
「木曽義仲論」より 著者:芥川竜之介
の活動力たる、野心と相擁す、彼等が天荒を破つて、革命の明光を、捧げ来る日の、近かるべきや知るべきのみ。
啻に野心に止らず、平氏の暴逆は、又彼等をして、二十周星の久しきに及びて、殆ど忘れられたる源氏の盛世を、....
「「鏡花全集」目録開口」より 著者:芥川竜之介
を打開し、艶《えん》は巫山《ふざん》の雨意よりも濃に、壮は易水の風色よりも烈なる鏡花世界を現出したるは
啻《ただ》に一代の壮挙たるのみならず、又実に百世に炳焉《へいえん》たる東西|芸苑《げいえん》の盛観と言....