嘶を含む熟語・慣用句・名詞など
嘶を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
嘶の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
嘶を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「嘶」が使われている作品・書籍
「良夜」より 著者:饗庭篁村
ん方なく、蚤《のみ》の多きことさながらに足へ植えたるごとし。呉牛《ごぎゅう》の喘ぎ苦しく胡馬《こば》の
嘶《いなな》きを願えども甲斐なし。夜はなおさら昼のホテリの残りて堪えがたければ迚《とて》も寝られぬ事な....
「馬の脚」より 著者:芥川竜之介
ず馬車の方へ目を転じた。すると馬は――馬車を牽《ひ》いていた葦毛《あしげ》の馬は何《なん》とも言われぬ
嘶《いなな》きかたをした。何とも言われぬ?――いや、何とも言われぬではない。俺はその疳走《かんばし》っ....
「英雄の器」より 著者:芥川竜之介
おうよう》に頷《うなず》いた。幕営の外はしんとしている。遠くで二三度、角《かく》の音がしたほかは、馬の
嘶《いなな》く声さえ聞えない。その中で、どことなく、枯れた木の葉の匂《におい》がする。「しかしです。....