慟を含む熟語・慣用句・名詞など
慟を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
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慟を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「慟」が使われている作品・書籍
「老いたる素戔嗚尊」より 著者:芥川竜之介
と、まだ美しい妻の死骸の前に、七日七晩坐つた儘、黙然《もくねん》と涙を流してゐた。 宮の中はその間、
慟哭《どうこく》の声に溢れてゐた。殊に幼い須世理姫《すせりひめ》が、しつきりなく歎き悲しむ声には、宮の....
「カルメン」より 著者:芥川竜之介
とうとう最後の幕まで、――カルメンの死骸《しがい》を擁《よう》したホセが、「カルメン! カルメン!」と
慟哭《どうこく》するまで僕等のボックスを離れなかった。それは勿論舞台よりもイイナ・ブルスカアヤを見てい....
「枯野抄」より 著者:芥川竜之介
ごりを惜しんでゐる。が、その中でもたつた一人、座敷の隅に蹲《うづくま》つて、ぴつたり畳にひれ伏した儘、
慟哭《どうこく》の声を洩してゐたのは、正秀《せいしう》ではないかと思はれる。しかしこれさへ、座敷の中の....