潺を含む熟語・慣用句・名詞など
潺を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
潺の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
潺を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「潺」が使われている作品・書籍
「芋粥」より 著者:芥川竜之介
わざわざ、ここに断るまでもない話であらう。 冬とは云ひながら、物静に晴れた日で、白けた河原の石の間、
潺湲《せんくわん》たる水の辺《ほとり》に立枯れてゐる蓬《よもぎ》の葉を、ゆする程の風もない。川に臨んだ....
「土民生活」より 著者:石川三四郎
聴く能はざる楽、俗眼の見る能はざる舞、俗情の了解し能はざる詩である。梢上に囀づる小鳥の声も、渓谷を下る
潺閑《せんかん》たる流も、山端に吹く松風の音も、浜辺に寄する女波男波のさゝやきも、即ち是れ地のオーケス....
「七宝の柱」より 著者:泉鏡花
くれない》は珊瑚《さんご》に似ていた。 音のない水が、細く、その葉の下、草の中を流れている。それが、
潺々《せんせん》として巌《いわ》に咽《むせ》んで泣く谿河《たにがわ》よりも寂《さみ》しかった。 実際....