「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
/原始生成説と萌芽汎在説との融和の可能性/無限の概念に関する哲学上並びに科学上の原理の比較/観念の自然
淘汰 訳者付記297 人名索引 序 先年私がスウェーデンの読者界のために著した一書『宇宙の成立』....
「一握の砂」より 著者:石川啄木
たる 思出《おもひで》もあり わが室《へや》に女泣きしを 小説のなかの事かと おもひ出《い》づる日 浪
淘沙《らうたうさ》 ながくも声をふるはせて うたふがごとき旅なりしかな 二 いつなりけむ 夢にふと聴《....
「一利己主義者と友人との対話」より 著者:石川啄木
れもまだまだ文章の上では併用されている。音文字《おんもじ》が採用されて、それで現すに不便な言葉がみんな
淘汰《とうた》される時が来なくちゃ歌は死なない。 B 気長い事を言うなあ。君は元来|性急《せっかち》な....