稍を含む熟語・慣用句・名詞など
稍を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
稍の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
稍を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「稍」が使われている作品・書籍
「或日の大石内蔵助」より 著者:芥川竜之介
きなものではない。――江戸の町人に与えた妙な影響を、前に快からず思った内蔵助《くらのすけ》は、それとは
稍《やや》ちがった意味で、今度は背盟の徒が蒙った影響を、伝右衛門によって代表された、天下の公論の中に看....
「尾形了斎覚え書」より 著者:芥川竜之介
じ》たるに紛れ無かる可く候。 追つて、翌十日は、朝来小雨有之候へども辰《たつ》の下刻より春雷を催し、
稍《やや》、晴れ間相きざし候折から――村郷士|梁瀬《やなせ》金十郎殿より、迎への馬差し遣はされ、検脈致....
「凶」より 著者:芥川竜之介
《わけ》ではない。その証拠には実在の僕は目を開いてゐたのにも関《かかは》らず、幻の僕は目をつぶつた上、
稍仰向《ややあふむ》いてゐたのである。僕は傍らにゐた芸者を顧み、「妙な顔が映《うつ》つてゐる」と言つた....