襤を含む熟語・慣用句・名詞など
襤を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
襤の付く文字数別熟語
二字熟語
・
襤褸>>
2字熟語一覧
三字熟語
・
襤褸屋・
襤褸市・
襤褸藍・
襤褸糞・
襤褸滓>>
3字熟語一覧四字熟語
・
野襤褸菊・
襤褸綴じ・
襤褸切れ・
襤褸ける>>
4字熟語一覧 五字熟語
・
段戸襤褸菊・
襤褸を出す・
襤褸が出る>>
5字熟語一覧>>
6字熟語一覧>>
7字熟語一覧>>
8字熟語一覧>>
9字熟語一覧>>
10字熟語一覧六字熟語
襤を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「襤」が使われている作品・書籍
「或阿呆の一生」より 著者:芥川竜之介
どんより曇つてゐた。彼は走つてゐる小蒸汽の窓から向う島の桜を眺めてゐた。花を盛つた桜は彼の目には一列の
襤褸《ぼろ》のやうに憂欝だつた。が、彼はその桜に、――江戸以来の向う島の桜にいつか彼自身を見出してゐた....
「運」より 著者:芥川竜之介
ざいませぬ。そこで、あの容貌《きりょう》のよい、利発者《りはつもの》の娘が、お籠《こも》りをするにも、
襤褸《つづれ》故に、あたりへ気がひけると云う始末でございました。」「へえ。そんなに好《い》い女だった....
「寒山拾得」より 著者:芥川竜之介
でふと気がついて見ると、窓の外の往来に、妙な男が二人《ふたり》歩いてゐた。その男は二人とも、同じやうな
襤縷々々《ぼろぼろ》の着物を着てゐた。しかも髪も髭《ひげ》ものび放題で、如何にも古怪な顔つきをしてゐた....