軈を含む熟語・慣用句・名詞など
軈を含む熟語・用例・名詞・慣用句など
人名、地名、施設名などを含む場合もあります。
軈の付く文字数別熟語
二字熟語
三字熟語
四字熟語
五字熟語
六字熟語
軈を含む11文字以上の言葉・ことわざなど
文章中に「軈」が使われている作品・書籍
「菊の根分をしながら」より 著者:会津八一
行かなければならぬ人もあらう。一体今の世の中には、放置せられて居て、なほ自分自身の根強い力を振り起して
軈《やが》ては美しい花を咲かせるだけの意気込のある少年が多いであらうか。文化の進むにつれて、温室の中の....
「お末の死」より 著者:有島武郎
だ。それに違ひないと思つたが、それをまのあたり聞く勇気はなかつた。 人力車を待つのに又暫くかゝつた。
軈《やが》て鶴吉は車に乗つてお末を膝の上にかゝへて居た。お末は兄に抱かれながら幽かに微笑《ほゝゑ》んだ....
「かんかん虫」より 著者:有島武郎
て其の境涯を格別気にしなかった。今日一日で仕事が打切りになると云う事も、一つの大なる期待ではあったが、
軈て現われ来るべき大事件は若い好奇心と敵愾心とを極端に煽り立てて、私は勇士を乘せて戦場に駆け出そうとす....