「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
えて、さらに国民年金の運営については、その費用は国家が負担し、積立金も勤労国民大衆のために使う、この福
祉に使うということを主張しておるのであります。したがいまして、この実施を一年ないし二年延期をいたしまし....
「霊訓」より 著者:浅野和三郎
教訓が、人類の間に全面的承認を受くる時代が早晩到来する。われ等は決してあせらない。われ等は常に人類の福
祉を祈りつつ、心から真理に対する人類の把握力の増大を祈願して居るものである。 (評釈) 霊訓中でも、....
「三太郎の日記 第一」より 著者:阿部次郎
世界の一瞥が尊いか現在日常の生活の明確なる意識が尊いかは疑問である。少くとも彼に許さるゝ歡喜と充實と福
祉との意識は此に許されない。若し此甚だ稀に許さるゝ刹那を永續せしめ、又は頻繁にすることが出來るならば、....