訃音の書き順(筆順)

訃の書き順アニメーション

音の書き順アニメーション

訃音の読み方や画数・旧字体表記

読み方	漢字画数	旧字体表示
ふ-おん フ-オン fu-on	訃9画 音9画  総画数：18画（漢字の画数合計）	訃音

熟語構成文字数：2文字(2字熟語リストを表示する) - 読み：3文字
同義で送り仮名違い：-

訃音と同一の読み又は似た読み熟語など

不穏  不穏当  父音  

逆書き：逆さ読み(逆読み・倒語（とうご）)

音訃:んおふ

訃音の使われ方検索(小説・文学作品等):言葉の使い方

「手巾」より 著者:芥川竜之介

してゐた時分の事である。今のカイゼルのおとうさんに当る、ウイルヘルム第一世が、崩御された。先生は、この訃音《ふいん》を行きつけの珈琲店《コオヒイてん》で耳にしたが、元より一通りの感銘しかうけやうはない。そ....

「迷信解」より 著者:井上円了

か、棺桶《かんおけ》があったとかいうくらいにて、つまり不吉の夢を見た。しかるところ、その後に親戚の者の訃音《ふいん》に接し、されば、過日の夢は全く精神の感通に相違ないと速断するのである。これは符合というに....

「悲しき思出」より 著者:石川啄木

其野口君が札幌で客死したと、九月十九日の読売新聞で読んだ時、予の心は奈何《どう》であつたらう。知る人の訃音に接して悲まぬ人はない。辺土の秋に客死したとあつては猶更の事。若し夫野口君に至つては、予の最近の閲....