「スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
をふるいおこし、馬のあばらを十回も蹴りつけて、一気に橋を駈けわたろうとした。ところが、このつむじ曲りの
耄碌《もうろく》馬は、前に進むどころか、横へそれて、垣根にわきばらをぶつけてしまった。イカバッドは遅れ....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
ーナードとが親切に介抱しておった。後には、自分で自由に動けないようになり、それに知覚も全く魯鈍になって
耄碌し、何事をも言わず、何事にも注意しないで、ただ椅子によりかかっていた。西向きの窓の所で、ぼんやりと....
「南洲手抄言志録」より 著者:秋月種樹
。道固無窮、堯舜之上善無盡。孔子自志學、至七十、毎十年、自覺其有所進、孜孜自彊、不知老之將至。假使其踰
耄至期、則其神明不測、想當爲何如哉。凡學孔子者、宜以孔子之志爲志。 〔譯〕此の學は吾人一生の負擔《ふ....