惨苦の書き順(筆順)

惨の書き順アニメーション

苦の書き順アニメーション

惨苦の読み方や画数・旧字体表記

読み方	漢字画数	旧字体表示
さん-く サン-ク san-ku	惨11画 苦8画  総画数：19画（漢字の画数合計）	慘苦

熟語構成文字数：2文字(2字熟語リストを表示する) - 読み：3文字
同義で送り仮名違い：-

惨苦と同一の読み又は似た読み熟語など

財産区  三九日  三苦  三垢  三三九献  三三九度  産駒  酸苦  身三口四意三  生産組合  

逆書き：逆さ読み(逆読み・倒語（とうご）)

苦惨:くんさ

惨苦の使われ方検索(小説・文学作品等):言葉の使い方

「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂

ばかりか、普通の人間には殆ど想像することも出来ない程の忌《いま》わしいものであった。夜もすがらに泣いて惨苦を忍んだ者に対して、花鳥はその翌日必ず一杯のうなぎ飯をおごってくれた。 三十六人のうちで、その惨....

「転機」より 著者:伊藤野枝

いうよりは、まるで他人の身の上の事でも話しているような無関心な態度を、私は不思議な気持で見ていた。彼は惨苦のうちにこの土地に未練をもって、今もなお池の中に住んでいる少数の人達に対しても、冷淡な侮蔑を躊躇な....

「雲は天才である」より 著者:石川啄木

の包を両手に捧げて入口の方を拝んだと迄は知つてますが、アトは無宙で駆け出したです。……人生は何処までも惨苦です。僕は天野君から真の弟の様にされて居たのが、自分一生涯の唯一度の幸福だと思ふのです。』 語り....